うろうろアリの書店

「さあ、小さな冒険を始めよう」

覗いて頂き、アリ🐜がとうございます！

この「うろうろアリの書店」は、ちょっとした挑戦や冒険を楽しみながら仕事や人生を自分ならではの遊び心ある楽しいものにしたい、と感じながらも、何をすれば良いかはっきりとわからない、と時に悩まれたりされているうろうろアリな人たち（THE PLAYFUL ANTS）のものです。

こんにちは、店主の唐川靖弘と言います。

僕自身、人生をたくさんうろうろとしてきました・・・大学卒業後は就職もできず、いきなり人生をうろうろ。アメリカに逃げるように1年間の留学するも、大したこともできずに帰国。外資系のコンサル会社に職を得るも、ハッピーとは言えない毎日。自分のやりたいブランドコンサルの会社に転職するも、若気の至りで独立し、結果社会から孤立してしまう始末。そんなどうしようもないうろうろとした20代を送ってきた僕ですが、孤独や挫折、不安に囲まれた日々を救ってくれていたのは、何気なくたまたま手にしてきた有名無名な本たちでした。

その後30歳で結婚をし、娘ができ、そこから社会のために少しでも何か役に立ちたいと思い始めた時に手にした1冊の本が僕の人生を変えました。アメリカのビジネススクールの教授が書いた本だということを知り、一念発起して家族で借金をしながらコーネル大学MBAに留学するべく、またうろうろの旅に出ます。そこからいろいろな縁にも恵まれ、アメリカをベースに数年間働いた後、帰国。

今は東京をベースにしたコンサルティング・コーチング・エグゼクティブエデュケーションを行う会社の代表として、いろいろな組織が、そして、そこで活躍する人々がよりPLAYFUL（楽しくいろいろなものに挑戦できるよう）になるためのお手伝いを行っています。また、いくつかの大学や大学院で教鞭を取ったりしています。

僕のこれまでのうろうろした人生から、これからうろうろすることを楽しみたいと思っている人たちに少しでもインスピレーションを届けたい。そんな想いから『THE PLAYFUL ANTS - 社会を小さく楽しく変える越境型人材「うろうろアリ」の生き方・働き方』という本を執筆し、2021年末に出版しました。

経営学や組織心理学の知見も取り入れながら、僕が普段行っているコンサルティングやコーチングの実務経験のエッセンスを非常に読みやすくまとめたものです。僕のクライアントや大学の生徒も「面白かった」「元気が出た」と言ってくれています。（遊び心あるデザインや自分が伝えたいメッセージにこだわりたかったので、自社で出版社を立ち上げてしまいました。たとえば、表紙やP.10の「まえがき」というタイトル、P.57にさりげなく入れた娘によるアリの絵、などぜひパラ見してみてください。こういう遊び心が気に入ってくださったら、多分内容も気に入ってくださるはずです。）

この書店では、自著「THE PLAYFUL ANTS」に加えて、僕の人生を色々なフェーズで支え今まで導いてくれた本や自分の狭い世界や価値観を広げてくれた本を少しずつご紹介してきます。（自著は新品ですが、僕がその他紹介する本は新品・中古が混じっていますので、書籍情報をご確認ください。）

まだまだ僕も若輩者ですが、このお店にうろうろしてきた皆さんが、この本たちを手に取ってくれたら、そして、皆さん自身の次のワクワクする一歩を踏み出すためのインスピレーションとしてくださったら、これ以上嬉しいことはありません。

これからの社会を小さく楽しく変える同志として、
これからもうろうろしていきましょう。

STAY PLAYFUL
さあ、小さな冒険を始めよう

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（著者情報「THE PLAYFUL ANTS」プロフィールより抜粋）

唐川靖弘（カラカワヤスヒロ）

うろうろアリインキュベーター。EdgeBridge合同会社代表。コーネル大学サスティナブルグローバルエンタープライズセンターマネージングディレクター。

1975年生まれ広島県出身。就職氷河期の荒波に揉まれ、大学卒業後は定職なく社会のレールから外れる。肉体労働のアルバイトなどで資金を貯め1年間の海外留学後、ようやく外資系コンサルティング会社で職を得る。その後、外資系ブランドコンサルティング会社や外資系広告代理店にて、グローバル企業のブランディングやマーケティング戦略立案に携わる。

30代になり、娘の誕生をきっかけに、持続可能な世の中を創るために少しでも貢献したいとの気持ちが高まり、多額の借金を抱えて私費留学を決意。米国コーネル大学ジョンソン経営大学院でMBAを取得後、ひょんなことから、大学院に残り職員として働くこととなる。グローバル企業本社やNGO等と協働で、インド、中国、アフリカ諸国等のスラムや農村におけるビジネスイノベーションプロジェクトに従事するなど、日本人としては珍しい経験を得る。

帰国後、自身の会社EdgeBridge（エッジブリッジ）合同会社を設立。グローバル企業本社やNGOとの実務経験、人生におけるたくさんの挫折や失敗経験、そしてアカデミックな知見に基づきながら、“社会に新しい価値をもたらす越境型人材「うろうろアリ（The Playful Ants）」を育成すること”をミッションに掲げ、「新市場開拓・ビジネスイノベーション」と「次世代リーダー育成・組織文化変革」のためのコンサルティングやコーチングを行っている。

また、立命館APU客員准教授、グロービス・パートナーファカルティとして、組織論、リーダーシップ、マーケティング、経営学などの教鞭をとる。同時に、オランダのアムステルダム・ビジネス研究所（ABRI）の博士課程（PhD）に在学し、「うろうろアリを育てるための組織の遊び場（Playground in Organization）」について研究中。