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恋愛と風景は世界のすべてだから

¥1,300税込・送料別
商品の状態
新品
この本がある棚:モトクラシズム書店
片瀬・小阿瀬が主宰する企画・制作サークル。
批評やインタビュー記事などの執筆から、楽曲や映像・音声作品の制作まで、もの書きともの作りを並行させながら活動を行います。
モトクラシズム書店では、制作した雑… 棚の紹介を読む
商品の説明
目次
小阿瀬達基「狭い視界を広げないならそれでも」
小阿瀬達基「安易で安心で安全な恋愛の本物」
片瀬「松田政男『風景の死滅』を読む」
片瀬「ナンバーガールはエモくない」
小阿瀬達基×片瀬「対談 感傷マゾとは何だったのか?」
小阿瀬達基「えいえんはないよ。いや嘘たぶん感傷マゾ同好会にあると思うよ」
片瀬「「車窓」という曲、感傷マゾ、そしていくつかの風景写真について」

「恋愛と風景は世界のすべてだから」と題して、エッセイ・批評・対談をまとめた本をつくりました。恋愛社会学の研究で修士号(Master)を取得予定のマスター・オブ・ラブこと小阿瀬と、風景をテーマにエモそうなサムネのMVを作り続けてきたボカロP・片瀬。2人が恋愛と風景をテーマに本を作ったのは、共に「世界の見え方」に関心があったから……ではないでしょうか。

恋愛と風景。どれだけ価値を感じられない世界であっても、そこに特別な存在がいる、というだけで、明日からも生きる意思が沸いてくる──ときには、命を賭しても良いと思える。そんな恐ろしくも力強い感情エモーション、あるいはそれによって結びついた関係性リレーション。そうした外在的なインパクトによって、世界は簡単に変わってしまいます。

一方で、私たちは世界を見たいように見ることもできます。この世界の風景は、私たち一人一人の内在的な価値基準や欲望に最適化するかたちで形成されてゆくからです。どの色を美しいと感じるのか、世界を構成する多様な物マテリアルのうちどれにフォーカスをあてるか。あるいは、いかに世界を解釈し、何をどのように意味づけるのか。そうした選択によって、風景は自在にその姿を変えます。さらに、それを上手く共有すれば、他者に自分と同じ景色を見せることすらできる。何をどう並べ替え、どう説明するかという編集のエディトリアル力をもってすれば、世界は簡単に変えることができます。

そうした恋愛論と風景論を通して、世界や社会について考える。私たちがやりたいのは、そういう試みです。