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フニェルリリンカ宣言

¥1,650税込・送料別
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新品
この本がある棚:書肆アルマジロ泥棒
盗んだアルマジロを、花咲くアルマジロに育てるための本を選書しています。
百頭花が制作した本や雑貨類も置いています。
●𝐍𝐄𝐖𝐒●
新発売!
「どうぶつタロット フルデッキ版」
*制作/販売・SAGARAND
*絵/デザイン… 棚の紹介を読む
商品の説明
フニェルリリンカ、女性名詞。
──「超妖精は、ポーカーのために配られたカードで、おだやかにタロット占いを始めるだろう。」
シュルレアリスム宣言100周年、フニェルリリンカ元年。
フニェルリリンカとは何か?
それはこの世のなかのあの世である。
そのほか、何もわからない。わからないが、この世にうっかり出てきてしまった。

小説、批評、絵、ブックデザインのすべてを百頭花がひとりで手がけ、この問いを追いかけた一冊です。

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収録作品紹介

●言いたいことなんか何もない●
「ああ、すっかり忘れていた、私は生れてしまったのだった。」
映画館、運命、居心地悪い身体、麗しの女ドブネズミとの対話。生れてしまってどうしようもない、全ての蒟蒻に向けた短編小説。

●幽霊たちの声:新宿駅東口の記録●
ある日の啓示──「人間はおどろくほど幽霊に似ている」。となれば、国内屈指の心霊スポットである新宿駅で、方々から到来する幽霊たちの声の断片を繋げば「都市によるオートマティスム」が成るのではないか? 2019・20年の記録。

●ヴォイニッチ手稿を読む●
ルドルフ2世やキルヒャーも手にした未解読の奇書・ヴォイニッチ手稿。
言語学の才はないが、愛と魔術ならある! 「生涯のバイブルを一冊だけ選ぶとするなら、ヴォイニッチ手稿を選ぶ」と堂々宣言、百頭花はアナロジー頼りでこの手稿を読むことにした。
なぜか結構真相に迫っている気がする。

●プゥフ嬢●
フニェルの家に迎えられた、麗しい、たいそう麗しい猫のプゥフ嬢。
貴婦人にして猛獣の彼女が、日々の遊びを通じてフニェルに教えはじめたのは、この宇宙の空気と時間をめぐる秘技だった。仕事も行かず猫の秘技を学び続けるフニェルはやがて……。宇宙の謎を明かす短編小説。

●天使業●
「生れる前の人間」に物語を与え、生まれさせてやる天使の業。じつはライターをしていた頃に書いた掌編で、働きたくない気持ちがこれでもかと詰まっている。

●自動的、妖精的──網代幸介の王国●
このフェルナンド・ペソア式の画家が描きだす王国には、自動的(オートマティック)にして妖精的(フェーリック)な風景が広がっている。『てがみがきたな きしししし』(2021年、ミシマ社)をとりあげ、網代幸介の超現実を追う論考。

●いくつかの絵●
最近描いたいくつかの絵(ペン画)を短い文章と共に掲載。

●フニェルリリンカの風景●
フニェルリリンカは、この世の中のあの世。その風景を、ボルヘス『幻獣事典』のイメージで絵と共に紹介する。

●あらゆることのはじまりかけのはじまり、あるいはフニェルリリンカ宣言●
──「超妖精は、ポーカーのために配られたカードでおだやかにタロット占いを始めるだろう」。
ブルトン(1896年生)の『シュルレアリスム宣言』から100年が経った。フニェルリリンカは「この世のなかのあの世」である。"この人生のなかに、あの世のすべてがある"とブルトンに知らせたのは、ほかならぬナジャ──女性であり、貧しく、精神病者として収容された施設のなかで亡くなったナジャ──だった。
超妖精の黄金の瞼は、いま、男たちとは関係なしにひらかれようとしている。
百頭花(1996年生)による女性形の宣言。

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