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両性具有神の恋

¥2,860税込・送料別
商品の状態
新品
ISBN
978-4-87739-440-0
この本がある棚:HOTOBOLI BOOKS
HOTOBOLI BOOKSは、2026年1月に始動したBL/男男文芸特化型書店です。「男と男の関係性」を軸に、BLとその周辺にある書籍や同人誌をセレクトしています。同人作家個人による独立運営です。
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商品の説明
【内容紹介】
「最後に真剣な恋をしたのは、いつ」──
アメリカ文学を講ずる大学教授・朝永惇也の前に、琥珀色の瞳と赤みがかった髪を持つ工学系大学院生・如月燎がTA(授業補助)として現れる。2人には、バイセクシュアルという共通点があった。2年前に妻を亡くして以来、時が止まったような精神生活を送る朝永の心に、明るい如月の働きかけは光をもたらす。
有能なTAとして朝永を支える如月と、学生相談員として如月の悩みを聞く朝永。しかし、如月が朝永の自宅を訪れ、若き日の朝永をモデルとした写真を発見した時から、2人の関係に変化が生じる。その写真は、朝永が米国人日本文学者の愛人として、女と男、2つの性を生きた時代があったことの証拠だった。
秘密に踏み込もうとする如月に危険を感じる一方、朝永は彼に対する自分の想いに気づく。職業倫理を守り、感情の一切を知られまいと決意する朝永だったが、美しい如月に悪意を持って近づく者がいた……。
ナサニエル・ホーソーン、泉鏡花、谷崎潤一郎の作品世界を参照し、告白文学・クィア小説・BLジャンルの境界に紡ぐ、越境の物語。

試し読み
https://note.com/eiko_mt/n/ncb1adb531958?sub_rt=share_pw

【著者プロフィール】
土田映子 つちだ えいこ
父の赴任先の岩手県で生まれる。東京・米国ワシントン州・北海道で育ち、中学時代から断続的に小説を執筆。シカゴ大学大学院社会科学研究科博士課程修了(Ph.D.)。2002年より北海道大学教員。現在、同大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。全学教育英語のほか、大学院教育学院で国民国家・移民・エスニシティなどの視点から教育を考える授業を担当。学術的著作に「テクノロジーが創る国民・エスニシティ――文化的アイコンとしての科学・技術と集団アイデンティティ」(兼子歩・貴堂嘉之編『「ヘイト」の時代のアメリカ史 人種・民族・国籍を考える』所収、彩流社、2017年)などがある。