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翼ある死 古代地中海世界の怪物図像について

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この本がある棚:人鳥書店
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商品の説明
歌で船を惑わせるセイレーン。謎かけをするスフィンクス。見た者を石に変えるゴルゴーン。
古代ギリシアの人々は、なぜ「死」を、翼を持つ女性の怪物の姿で描いたのでしょうか。

いまから2500年ほど前、小アジアの都市クサントスに建てられた墓碑《Harpy Tomb》には、翼ある怪物が人を抱えて飛び去る場面が刻まれています。この怪物は、何者なのか?
本誌は、この一枚のレリーフを出発点に、古代地中海世界の「翼を持つ怪物」たちを一体ずつ辿っていく本です。エジプトの魂の鳥・バーから、セイレーン、スフィンクス、ゴルゴーン、そして「死の運命」の女神ケールまで。彼女たちをつなぐ図像の系譜を追いながら、最後にふたたびあの墓碑の前へ戻ります。

参照文献と引用の出典はすべて巻末に掲載し、ギリシア語の原文も要所で引いています。図版は口絵含め40点以上。323工房が制作してきた怪物の立体造形の写真も収録しました。
神話や古代美術がお好きな方、ゲームや映画で出会った怪物の「元ネタ」が気になったことのある方、造形物として怪物を愛でる方に。

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【目次】

1. ハルピュイア
2. セイレーン
3. バー
4. スフィンクス
5. ゴルゴーン
6. タナトスとケール
7. 女の姿をした死、そして境界を越えるもの
8. 《Harpy Tomb》の人頭鳥身像
おわりに
※各章の間に、アルゴナウタイの物語/オデュッセイア/「死者の書」/オイディプス王の物語/イリアス/リュキアについて——などのコラムを収録しています

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発行者:323工房 / 人鳥書店
発行年:2026年7月26日初版
A5版、カラー口絵2p+本文68p、本文モノクロ