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チボー家の人々[新版] 1 灰色のノート(白水Uブックス)

¥1,540税込・送料別
商品の状態
新品
出版社
白水社
ISBN
9784560072714
この本がある棚:巴里読書室
フランス文学との、新しい出会いのための小さな読書室です。
新訳・新版・復刊の名作から、現代フランス文学、パリをめぐるエッセイ、日本人がフランスを見つめた本まで、「いま、読みたいフランス文学」をテーマに… 棚の紹介を読む
商品の説明
著:ロジェ・マルタン・デュ・ガール / 翻訳:山内 義雄 / 解説:野崎 歓

第一次世界大戦前後という全ヨーロッパの大変動期を舞台に、時代に敏感に反応する誠実さゆえに起こる若者たちの悲劇を描く一大叙事詩。
「第一部 灰色のノート」は、チボー家の次男ジャックの家出で幕を明ける。ある夜、父親と長男アントワーヌは、朝出かけたきり帰ってこないジャックの身を案じ、彼の通うカトリック学寮の神父を訪ねる。すると神父から、ジャックがつい最近国立中学で知り合ったプロテスタントの上級生と親しくなり、詩集や小説を貸してもらったり、秘密のノートをやりとりしていることを告げられる。
一方、フォンタナン家でも、置き手紙を残して出かけた息子ダニエルの帰りを母親が待ちわびていた。翌朝、フォンタナン夫人のもとをアントワーヌが訪ね、ジャックとダニエルがともに家出したことが発覚する……
従来のUブックスを全10巻に再編し、単行本の際と同じ黄色の装丁に一新。各巻にフランス文学者の野崎歓氏による解説を付す。
「なんと瑞々しい魅力を湛えた作品だろうか。[…]ジャック・チボーは青春のーーあるいは青春未満のーー無防備な魂を、痛ましくさらけだす」(「解説」より)。
一 チボー氏とアントワーヌ、ジャックをさがしに出かける──ビノ神父の話
二 アントワーヌのフォンタナン夫人訪問──ジェンニーへの質問
三 フォンタナン夫人、チボー氏のところへ出かける
四 フォンタナン夫人の一日。ノエミへの訪問
五 瀕死のジェンニーを訪れたグレゴリー牧師
六 灰色のノート
七 逃亡──マルセーユにおけるジャックとダニエル──乗船の計画──ダニエルの一夜──トゥーロンをさして
八 アントワーヌ、ダニエルをその母のもとにつれ帰る──フォンタナン氏、家に帰る
九 ジャック、父の家に帰る──懲戒
訳者あとがき
解説 野崎歓

(出典: 楽天ブックスの商品説明 https://books.rakuten.co.jp/rb/18596325/)
巴里読書室の選書理由
秋の始まりに、長い物語を。

ロジェ・マルタン・デュ・ガール
『チボー家の人々』。

いまの新書版は、秋の色を思わせる黄色い装幀です。

私が最初に読んだのは高校時代。
大学時代にも、夏休みの課題で再読しました。
その頃は、いまの黄色い装幀ではなく、ツートンカラーの表紙でした。

ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』、
プルースト『失われた時を求めて』、
そしてデュ・ガール『チボー家の人々』。

長大なフランス文学のなかでも、個人的には『チボー家の人々』がいちばん物語に入りやすいと思っています。

家族、兄弟、恋愛、信仰、そして戦争。
読み始めると、長さよりもまず、人々の人生に引き込まれる小説です。

連休の読書に、まず一巻からどうぞ。