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若い読者のための短編小説案内(文春文庫 む 5-7)

¥380税込・送料別
商品の状態
ほぼ新品
ISBN
9784167502072
この本がある棚:カマル堂書店
いらっしゃいませ。
秋の気配を感じますね🍠🌰🌙
猫や村上春樹関連を中心に、文学/映画/舞台/美術/歴史/旅/暮らし/恐竜/箱根駅伝/落語/歌舞伎 など、おすすめの本、好きな本、興味のある本を並べています。
棚の紹介を読む
商品の説明
著:村上 春樹

「若い読者」と冠されていますが、すべての本好きに向けた一級の文学ガイドです。

夏目漱石から吉行淳之介まで、日本の名作短編6作を、村上春樹が独自の緻密な目線で細かく「解体修理」するように読み解いていきます。ただの解説ではありません!物語の裏に隠された伏線、文章のレトリック、そして「なぜこの小説が面白いのか」の秘密が、春樹さん自身の言葉で鮮やかに明かされます。
カマル堂書店の選書理由
とくに、庄野潤三の短編小説『静物』(1960年)は私も好きで、平穏な家族の日常の裏に重い過去の記憶を秘めた静謐な作品。劇的な事件そのものではなく、破綻を経験したあとに壊れやすい幸福を必死に繋ぎ止めようとする薄氷のような日常を描き出していて、春樹さんは「小説のひとつの理想の姿」と絶賛しています。春樹さんの「ドライブ・マイ・カー」にどことなく通じるものを感じます。

春樹さんの解説は、その一見平穏な文章の底に流れる「かすかな不気味さ」と「凄み」を、恐ろしいほどの解像度で掬い上げていきます。「優れた小説とは何か」という問いの答えが、この一篇にすべて詰まっていると。さすがです✨

紹介されているそれぞれの名作をもう一度読み返してみたくなる。読書の世界が何倍にも広がることでしょう。春樹さんは「読むプロ」でもあるなあとつくづく思いました。
より深い読書体験を求めているかた、ぜひ。