TwitterinstagramFacebook

販売中

カミュ ふたつの顔

¥2,500税込・店頭お取り置き
商品の状態
ほぼ新品
受取店舗
PASSAGE 店舗の場所を確認
東京都千代田区神田神保町1-15-3 サンサイド神保町ビル 1F

オンラインでお支払い後、上記の受取店舗でお取り置きします。お渡し場所:1階 レジカウンター。受取店舗の変更や他店舗への移動はできません。お支払い完了後30日以内に、営業時間中(12:00〜19:00)にお越しください。RIVE GAUCHEは月曜定休です。

ISBN
9784791777167
この本がある棚:新田享子/Bookpotters
出版翻訳者の新田享子と、翻訳者の書評集団Bookpottersの棚です。 棚の紹介を読む
商品の説明
著:オリヴィエ・グローグ / 翻訳:木岡さい / まえがき: フレドリック•ジェイムソン / 解題: 中村隆之

「不条理への反抗」や「普遍的人道主義」という戦後リベラル資本主義体制がアルベール•カミュに与えた都合の良い聖人君子の仮面を剥ぎ取る本書。著者のオリヴィエ・グローグは、カミュが実践した文学的戦略がいかに「フランスによるアルジェリア植民地支配の永続化」の片棒を担いでいたかを、丁寧なテクスト分析によって白日のもとに晒す。現在でも、西欧リベラル知識人層が「人道主義の普遍的なシンボル」としてカミュを崇め奉り、グローバル・サウスの搾取構造(ネオコロニアリズム)への免罪符にしている欺瞞的なイデオロギーを指摘する。

「グローグは20世紀半ばの文学と政治の豊かなアーカイブを縦横無尽に駆使し、カミュという偶像の核心にあるイデオロギー的な限界を容赦なく抉り出している。本作は、我々がいかにして人道主義の神話にだまされ、新植民地主義的な現実から目を背けさせられてきたかを暴く、きわめて批評的で今日的な重要書である」(アルベルト•トスカーノ)