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La Dislocation

¥6,072税込・送料別
商品の状態
新品
ISBN
9782073145833
商品の説明
Titre
La Dislocation - Conversations avec Diane Lagrange

Auteur
Emmanuel Todd

Éditeur
GALLIMARD

Date de parution
24/09/2026

EAN
9782073145833

Dimensions
205 x 140 x 20 mm

Pages
320 pages

「もしも西洋が、歴史のなかをあてもなくさまよう一種の幽霊船と化してしまったのだとしたら?」

ドナルド・トランプという現象を理解できるのだろうか。混迷と狂騒のその先で、抗いようもなく繰り広げられる歴史の論理を捉えることは可能なのだろうか。そして、もしその論理こそが解体なのだとしたら。

エマニュエル・トッドはジャーナリストのディアーヌ・ラグランジュとともに、定期的に世界情勢の観察を重ねてきた。絶えず流動し、過熱する世界情勢に意味を与えるため、生涯の研究を通じて培ってきた知性という対話の道具を全力で注ぎ込んできた。長年研究をしてきた歴史家が、いま現在進行形の出来事と真向から対峙し、まさに立ち上がりつつある思考のプロセスを示す。アメリカ、ドイツ、フランス、ロシア、中国、日本、イスラエル、イランの今を診察していく。

そこに浮き彫りとなるイメージは、決して心躍るものではない。西洋は自らもはや信じていない価値観を振りかざしている。自ら築き上げる術を見失い、本能に導かれるかのように破壊へと向かっている。すなわち、虚無主義こそがその地平線なのだ。

対する中国、ロシア、イラン―アメリカ主導の秩序に果敢に挑むこれら3つの権威主義国家は、教育、科学、工学、そして産業生産へと莫大な投資を継続してきた。日を追うごとに、彼らの軍事的能力は露わになりつつある。そして、私たちが知る世界秩序を揺るがし、脅かしているのだ。

ジャーナリストのディアーヌ・ラグランジュと丸1年にわたって重ねられた対話で構成された本書では、ドナルド・トランプの再選、ウクライナ情勢の泥沼化、ユーラシアブロックの台頭といった刻々と変化する国際情勢に対し、エマニュエル・トッドが培ってきた独自の分析手法を展開していきます。ディアーヌ・ラグランジュによる鋭い問い直しや整理のおかげで、トッド人類学の時に複雑な概念が一般の読者にもわかりやすく噛み砕かれています。