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東京商人の生活と文化:宮内家三代の一五〇年

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新品
ISBN
9784887084261
この本がある棚:NMs Wunderkammer (SOLIDA)
Wunderkammer (ヴンダーカンマー)は直訳すると驚異の部屋、不思議の部屋ですが、珍品収集室・陳列室などと訳されることもあります。16、17世紀の王侯のコレクション陳列室がしばしばこの名で呼ばれていました。
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商品の説明
著:郡司美枝

維新後に西洋小間物商を起業した初代から、日本の近代化・「戦争の時代」・戦後へ続く自家三代の商人の実体験を、三代目の次女が近代史家の眼で描ききる 「宮内家は、筆者である私の実家である。私は二一歳になるまで、今はさいたま市大宮区となった埼玉県の大宮駅近くで暮らしてきた。家の庭には、「宮内氏像」と題された荻原碌山(守衛)作の銅像があった。それが宮内家初代の良助という人であり、父の良雄は三代目で、初代の親は植草治左衛門という名前で、本籍は日本橋区横山町三番地一〇にあり、帽子屋をやっていて、大宮の家には「疎開」で引っ越してきた、と子供のころから聞かされてきた。…」。「商人は沈んだ時の我慢が勝負!」と、時代の波を泳ぎ切った商人たち……「ある日、店にいる父から、今日は新車で帰るという電話が入った。父の乗って帰ってきた車を見た時、私は唖然とした。エメラルドグリーンの美しい色をした「エルドラド」という名前の付いたバカでかいキャデラックだったのだ。……私は、商人は苦しい時を如何に堪えて乗り越えられるかが勝敗を決することを、体験をもって思い知った」(プロローグから)