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興農富村の研究:近代日本の稲作をめぐる農民の営み

¥3,500税込・送料別
商品の状態
ほぼ新品
ISBN
9784887083998
この本がある棚:NMs Wunderkammer (SOLIDA)
Wunderkammer (ヴンダーカンマー)は直訳すると驚異の部屋、不思議の部屋ですが、珍品収集室・陳列室などと訳されることもあります。16、17世紀の王侯のコレクション陳列室がしばしばこの名で呼ばれていました。
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商品の説明
著:郡司 美枝

明治6年(1873)の皇居炎上によって仮皇居となった赤坂の苑内にも水田を設け、天皇と皇后は折々に耕作の様子を眺めることに務めていた。表紙の絵は、明治8年6月18日、夜来の雨が止んで田植を始めたところを、皇后が見に行った模様を描いたものである。
このような天皇皇后の稲作への高い関心は、産業化の進展による米需要の高まりのなかで、村に在って興農富村活動を展開し稲作に邁進する農民たちにとって、大きな精神的支えとなっていく。
明治前半の埼玉県利島村では、鈴木弘覚や村の若者が中心となって、「関取米」の普及など農事改良活動を展開する。明治26年の弘覚死後、足尾鉱毒の被害に対し立ち上がった農民たちは、34年に『弘覚翁碑』を建設し、興農富村への思いを新たに結集していく。碑の裏面には、建碑直後に皇后宮職御雇となって皇后の歌の相手をつとめることとなる弘覚の娘、鈴木小舟の歌が刻まれていた。
万代ののちのよまてもまもりませ
としまのさとの年のみのりを
(カバーの紹介文より)