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切支丹の里(中公文庫 え 10-8)

¥280税込・送料別
商品の状態
ISBN
9784122063075
この本がある棚:All you need is BLUE LOVE
【2026/09/14】久しぶりの試みとして新品を新刊注文して仕入れました。
『アンチ・スポーツの哲学』
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
『切支丹の里』の3冊です。よろしくお願いします💙️
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ… 棚の紹介を読む
商品の説明
著:遠藤 周作

『沈黙』執筆のために訪れた長崎取材紀行。それだけでなく長崎のキリシタン迫害の詳しい歴史検証、何度でも踏み絵を踏みながら潜伏して土着化しようとも代々信仰を守り続けた人々…取材当時でさえもその土着信仰のほうを守ってきた子孫の内心についての考察、そして自分の父親に離縁されて本土に戻ってきてキリスト教信仰に熱心にすがった母親への追憶が連なっています。これまで読んだ遠藤周作の作品のなかで『沈黙』以上に私は好きになったかもしれません。ここまで弱者の視座に立てるところが当時としては斬新だと思うんです。カトリック関係者ですら軽蔑した人々の立場を考えてしまうんですよ。気に入りすぎて今回新刊も注文している最中ですが、新刊とは表紙違いのまだバーコードがなかった時代の本書をまずお譲りします。表紙としてはこちらのほうが私は好きです。…これ、先日わが家の近所の古本店で見つけましたが状態を見るとわが家に長年あったものを家族が売り飛ばしたもの?と思いました。家で探していたのに見つからなかったんです。それを買い取って読み直したので、私が出品したい形で出品します。
All you need is BLUE LOVEの選書理由
今や世界遺産にもなった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」ですが、それらの地域のみではなく、著者が『沈黙』の執筆のために取材で回った記録が紀行記としてすごく気に入ったからです。しかも、構成が地味に凝ってて一部フィクション仕立てにした紀行記の箇所があったり、著者自身の個人的な思い出も描かれています。つまり、旅とは目の前のものを見るだけではない、時の流れとそれらに翻弄された人々を見る…そこが棚主の一番の推し所。