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販売中

アンチ・スポーツの哲学(朝日新書)

¥990税込・送料別
商品の状態
新品
出版社
朝日新聞出版
ISBN
9784022953810
この本がある棚:All you need is BLUE LOVE
【2026/09/14】久しぶりの試みとして新品を新刊注文して仕入れました。
『アンチ・スポーツの哲学』
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
『切支丹の里』の3冊です。よろしくお願いします💙️
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ… 棚の紹介を読む
商品の説明
著:難波 優輝
⚠️取次店から仕入れた新品ですので定価販売になります。

以前私はミラノ・コルティナ冬季五輪の「競技そのものの性質よりも選手自身のキャラによる物語性とSNSによる拡散・バズりが顕著だった大会」を受けて、そのアンチテーゼ的なものとして同じ著者の『物語化批判の哲学』を出品しました。その際、著者はスポーツについても書くのではないかと予感しました。すると先日本書が店頭に出ていたので早速読んでみた次第です。

本書のほうが『物語化…』よりおそらく簡単に読めるはずです。何よりも面白いと思ったのは、スポーツ観戦が好きな私が常日頃思っていたあることが言語化されていたから。エリートアスリートには失礼を承知で書きますが、やはりあのレベルに行ってしまうアスリートの方々って根本的に凡人とは考え方が違って変わってますよ!!!

たとえば、私がかつて読んだ本によれば、エリートアスリートにはドーピング検査というものが行なわれます。向こう数か月かな、指定検査組織に対して毎日この時間帯なら必ず自分はどこそこにいると事前に知らせねばなりません…そんな束縛があってもその道を極めたいだなんて、どういう思考回路ならそれを受け入れることができるの?と思うんです。私には無理だから尊敬します。

他にも私はフィギュアスケートが好きですが、見るぶんには「美しいなあ」「かっこいいなあ」と感動します。ですが、やる立場として考えればどう考えても身体に悪い。年中寒い氷の上にいて、中継見ても選手たちは洟をかんでいるし、風邪引きやすくならないのかなと。そして演技そのもの。2分40秒でも4分でもかまいませんが、五輪サイズだと30㍍×60㍍ですか?あんなに広いところを、ものすごい速さと様々な軌跡でおもに足首を使ったエッジワークで進むだけでもしんどいだろうに、身体全体を動かさないと点数が伸びません。そして跳び上がって3回転・4回転だの、今季からのルールだと最多で10回?ほどジャンプして回ります。氷上でも3回、しかも様々なややこしい形を変えながら腰や股関節を痛めそうな体勢でくるくる回りまくるわけです。キャリアのなかで大けがしたことのないエリートスケーターはほぼ皆無でしょう。ということはそこそこのケガは普通で、あんなに回転する競技だから練習中だと何度となく転んで身体を打ちつけているはず。まったく痛いだろうに好きでやってしかも極めようとする。

そのように「この人たち人間?常識と外れてるんじゃないかしら、やっぱりただ者じゃない、すごいな」と私は思ってきた向きなので、著者の「スポーツすること」についての考察はかなり同意できる部分がありました。

といっても、今のスポーツ界は「エリートアスリートであってもふつうの人間です。誰からも好意的に見られたいです」ということらしいので、それを踏まえると著者の考察はもしかしたら今どきのアスリートに言わせれば「なに言っているんだ」となるのかもしれないけれど、どうなのでしょう?
そんなことを考えながら読みましたが、私の痛いところを突いた箇所もあったので新刊新品を取り寄せました。お勧めです。
All you need is BLUE LOVE 棚主の松永りえより💙
All you need is BLUE LOVEの選書理由
スポーツの面白いなと思うところが凝縮されているので、新刊を仕入れて置きました。私はスポーツ観戦は好きですが、好きではない人には特に面白いはずです。スポーツへの見方が変わるかも。

※見本として付箋付の古本を別途置きました。本書は刊行が2026年8月です。棚としては最低半年は古本として販売しないようにしているため、付箋付の古本のほうは半年間はあえて定価の倍額にします。ご注意ください。