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乳房論: 乳房をめぐる欲望の社会史

¥720税込・店頭販売のみ
商品の状態
ISBN
9784845711673
この本がある棚:All you need is BLUE LOVE
【2026/09/14】久しぶりの試みとして新品を新刊注文して仕入れました。
『アンチ・スポーツの哲学』
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
『切支丹の里』の3冊です。よろしくお願いします💙️
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ… 棚の紹介を読む
商品の説明
著:マリリン ヤーロム / 原名:Marilyn Yalom / 翻訳:平石 律子
⚠️2005年刊の文庫版ではなく1998年初刊の単行本です。⚠️

2005年に筑摩書房より文庫化されたオリジナルの単行本。写真が大きく、紙質のおかげで文庫より印刷の質が格段にいいのですが、本書は社会学の本なので写真の質は本質的な問題ではありません。でもよい!
背表紙の「乳房は誰のもの?」という問いを古代からオリジナル刊行時90年代半ばまで細かく論じています。といっても、女性が自分の乳房についてどう思ってたか、つまり当事者性は歴史的には1960年代までほぼ蚊帳の外に置かれていて、記録も残っていないし、そもそも乳房の意義(‼)については男性側が勝手に解釈し決めてました。でも皮肉にも女性は乳がんになる事実、あるいはなるかもしれないという可能性を突きつけられる状態になってはじめて乳房をほかでもない自分の一部だと感じるという指摘に頷くしかなかった。本書の最大の魅力のひとつが時折挟まれる著者の痛烈な皮肉…鋭いツッコミです。面白くて最高。
しいて言うならオリジナルは30年前なのでアニメやマンガが研究対象として登場しません。ただ、いま思うと結局乳房に象徴される「大人の女性」は社会的にはほぼ否定されて、男性の目からも女性としても「少女」しか存在価値を認められておらず、未来に希望が薄いとそうならざるを得ない成熟への拒否について棚主は考えさせられます。見てのとおり小口やカバーの状態は染みなどよくありませんがページの部分はほぼ傷みはゼロです。サービス品にします。
All you need is BLUE LOVE 棚主の松永りえより💙
All you need is BLUE LOVEの選書理由
フェミニズム・社会学に関心のある方におすすめします。文庫本がすでに出ていますが、写真の質にこだわる方にもいいかもしれません。