TwitterinstagramFacebook
不気味の棚

不気味の棚

2023年10月から出店しています。
吉田知子さん主宰の文藝同人誌「バル」を取り扱うほか、「不気味」さをテーマにした作品を選書しています。

◆お知らせ
PASSAGE bis 不気味の棚では、2023/12/3より吉田知子フェアを開催中。
著作以外にも、豆本や三島由紀夫への手紙が掲載されている同人誌「遠衆」や個人集を販売。
都内近郊では、不気味の棚以外では手に入らない作品ばかり📚

◆吉田知子さんとは
1934年浜松生まれ。名古屋市立女子短大経済科卒業
1970年「無明長夜」で第63回芥川賞を受賞
1984年「満州は知らない」第23回女流文学賞
1992年「お供え」第19回川端康成文学賞
1999年「箱の夫」第27回泉鏡花文学賞
ほか「天地玄黄」「生きものたち」「聖供」「蒼穹と伽藍」「千年往来」「日本難民」など作品・著書多数。
2000年第53回中日文化賞受賞。

◆文藝同人誌「バル」の見どころ
バルの見どころは、主宰の作家・吉田知子さんが毎号テーマを出す特集!毎号、同人には決まったテーマで5枚書いてくださいと依頼があります。このテーマがあなたの小ちゃな頭をこねくり回した上、しばき倒してくださいと言うような奇妙奇天烈、無理難題なテーマばかり。例えば「輪ゴムを飼う」「いたかもしれない家族」など、一体どうすれば……?

◆見どころ
第3号:

自他ともに汗みどろ血みどろ。
凄絶だった。
昭和45年に「無明長夜」芥川賞受賞するまでのエセー「半世紀」を収録。当時の新潮の編集者、前田速夫とのやり取りや壮絶な推敲の様子が、短いながらかなり読みごたえがあります。心して読んでください。