りんご書店

本をつくる仕事をしていると、
ときおり自分の力を超えて
「奇跡の一冊」ができてしまうことがあります。

書き手が伝えたかったことが
そのまま取り出されたような純度の高い本。

著者も編集者も一所懸命につくっているのに、
なぜか毎回できることではないのです。

ただ、ありがたいことに、
そんな一冊を嗅ぎ分ける力はついたようです。

この書店は、ずっと自分の書棚に置いておきたい
「奇跡の一冊」だけを並べた本棚です。
売れたらまた同じ本を置く気がします。

誰かに尋ねられたら薦めてきた本ばかり。
あなたにぴったりの時が来たら
手にとってくださるとうれしいです🍎

出会った一冊が心の深いところで
しずかにあなたの毎日を支えてくれる、ことを
願っています。